中南米のグァテマラは日本の３分の１ほどの面積で国民はマヤ先住民が大部分を占める。その先住民文化を色濃く残すチチカステナンゴという小さな町に寄った。ちょうど週に一度の市が立つ日で、町の広場も学校の体育館も露店で埋め尽くされ、大変なにぎわいだった。　露店の間が迷路のように入り組み、ほんのちょっと歩いただけで迷ってしまった。
　雑多な種類の露店の中で木彫りの仮面を売っている店の多いことに気が付いた。その種類も、動物や奇怪な怪物など豊富。中には西洋人の顔もある。この地のお祭りの時にかぶるのだろう。デザインも奇抜で魅力的。いかにも南国らしくユーモア感覚に富む。
　観光客向けに民族衣装をつけて写真を撮ってくれる店に寄った。ここの仮面の陳列がまたすごい数だ。
　どこの国でも祭に仮面はつきものだが、ここの祭りはさぞかし楽しいことだろう。
　右下の写真は衣装で着飾ったツアー同行者だが、それがまたオーバーなほどに装飾性に富んでいる。