NEOS Topics

 Vol.51
 
 「屋外広告効果調査レポート」を 全国の大学に送付 

 関東ネオン業協同組合では、昨年3月、当協会の協力で纏め上げた「屋外広告効果調査レポート」を、全国の大学で広告関連講座を担当する307人の教授宛に発送した。これら第一線の先生方に、最近日本広告学界を中心にとみに活発化してきた広告研究の一資料としてご活用いただくと共に、将来業界での活躍が期待される現役学生にも屋外広告の理解を深めてもらうのが目的。早くも、東京経済大学、関西学院大学、仏教大学などから反響があった。

 
 屋外広告効果測定の新手法開発へ 
ビデオリサーチ社が意欲

 昨年3月、関東ネオン業協同組合が取り組んだ屋外広告の効果測定に関しては、当協会をはじめ学界、業界の協力を得てまとめ、画期的なレポートとして発表したが、ビデオリサーチ社がこのレポートの成果をさらに拡張させる形で、客観的、科学的測定技法の開発の取り組みを開始した。
 同社主催の研究セミナー「Data Vision’98」で、発表されたもので、12月3日(木)に開かれた本テーマのプレゼンテーションには、約80名の業界関係者が出席、大きな反響を呼んだ。同社では今後、東芝と提携し、PHSによる位置情報データ収集端末を駆使して、より正確な調査方法を確立し、屋外広告の分野にも情報到達コスト(CPM)概念を使用して他の広告媒体と同じ土俵に立った広告営業を業界に提案して行く考えである。

 
 昨年ネオントランス出荷状況は前年比78% 

 平成10年(1〜12月)のネオントランス出荷台数は、概算であるが約265,000台で対前年比78%となった、内訳は従来型ネオントランスが約19万台、インバータネオントランスが約15万台で、従来型ネオントランスに換算で約7万5千台として算出した。
 経済環境は益々厳しく、従来型・インバータ式とも前年実績を大きく下回った。
 大手家電メーカや従来ネオン積極的であった清涼飲料水メーカーなども整理・撤退の傾向が見られた。レジャー産業の衰退、ネオン離れからインバータネオントランスも減少傾向は変わらなかった。しかし、出店・改装が少なくなって約3年経過しており、徐々に新店の動きも出始めた。またトヨタ(NETS)やプロミスなどのCIの動きが出ており、大手企業のリストラ活動の中でCIが予想され、今年は下期からの動きが期待される。

 
 「ネオンの歴史」をテレビ放映 
ケーブルビジョン西宮で

 本年2月、兵庫県西宮市でネオンの歴史が17分にわたりケーブルテレビで放映される。当協会が昨年製作した「30周年記念ビデオ─都市と共に、人と共に、そしてひかりと共に」がケーブルビジョン西宮(CVN)のコミュニティーチャンネル「フロムにしのみや」(9チャンネル)で取り上げられることになったもの。記念ビデオが 業界PRに活用される道を拓いたもので、協会では今後も全国のケーブルテレビ放送局に上映を呼びかけることにしている。この番組は西宮市14万世帯の50%以上の家庭で視聴されている。放映時間は2月1日(月)から14日(日)までの昼12:00と19:00の1日2回、合計28回。

 

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