全ネ協の新しい封筒のロゴマークのデザインをしたのが二木由利子さん。ネオンのイメージを鼓舞させる、シャープでシンプルなデザインです。

　デザイン制作は、クライアントによってコンピュータと手描きと両方要求されます。ネオンサインはまず、昼と夜の見せ方の違い。点滅をコマ送りのように10数パターン描いたり、虹色のグラデーションをつけたりパースをたくさん描きます。

　腕自慢コーナー初の女性登場、写真はこれまたＮＥＯＳ初のプリクラ!!バナナのマークの下が二木さんです。

−−コンピュータにはすぐ馴染めましたか？
　ええ、新しいコンピュータが入るとひと通り覚えないと気が済まない（笑い）。会社は設備投資に積極的なので、うれしいですね。

−−新年のモットーは？
　不景気脱却！です。

−−社長さんみたいですね（笑）
　２年前からプラスチック制作にもかかわっています。企画デザインから図面を起こして、実際の制作まで一貫してやります。机上の仕事だけじゃなく、打ち合わせに制作に仕事のバリエーションが豊富で、楽しくやらせていただいています。

　古口忠さんの名前の頭文字をとってティ・ケーサインズ。看板、文字造りの会社として昭和63年4月、24歳の独立です。「たった一人の独立です。あの頃は、しょっちゅう寝ないで仕事をして工場に泊まり込んでいました。今から思えば若気のいたりですが、回りのたくさんの人に応援してもらい、おかげさまで１年に１人ずつ人が増えていきました。」

　平成８年に600�uの工場を新築。天井クレーンを２台設置し、自立広告や屋上鉄骨サインも自社で製作します。

　社のモットーは『納期厳守！』信用が更なる仕事を作ります。
　社員数は８名。平均年齢27歳の若い会社はなにより元気です。ソフトボール大会やゴルフコンペなど仕事も遊びもフル稼働。

　「昨年は初めての売上ダウンでした。無駄をはぶき、仲間の横のつながりを大切に乗り切りたい」今年は古口さんは年男。１月早々には折曲げ、切断の大型機械を導入します。

　こんな景気だからこそ勝負の年。若さでステップアップを目指します。