NEOS Vol.88 トピックス

NEOS Topics

　Vol.88

■ 　第4回ネオンアート展開催　■

　全ネ協主催「第4回ネオンアート展」は、1月29日（土）から2月6日（日）まで、大阪市北区「毎日放送　1階ギャラリー」で、華々しく開催された。今回のテーマは「躍動」＜視界に広がる　躍動の世界＞で、全ネ協会員20社から25作品、ネオン工事資格者会会員1社から１作品、合計26作品が展示された。
　9日間の会期中来館者数（アンケート回収数による）は、延べ2,262名、前回2003年に東京国際フォーラムで開催された第3回の2,696名には及ばなかったものの開催4日目の2月1日が大雪に見舞われて交通がほぼ途絶状態にあったことを考慮すれば、前回に匹敵する結果と言えよう。
　今回は、初の大阪開催とあって、全ネ協関西支部では支部長の塚脇副会長、青年部支部代表世話人梅原理事を筆頭に青年部を中心に総力をあげて開催運営に取り組み、大きな成果をあげた。また、開会に当たっては、全ネ協本部から板野会長、小野副会長、高村専務理事、横山事業委員長らも駆けつけ、まさに協会挙げてのビッグイベントとなった。受賞作品についてはこちらを、横山事業委員長投稿、受賞者のコメントもご参照いただきたい。

アート展会場風景

■ 　ネオン工事技術者試験開催　■


筆記試験	技能試験

　平成16年度ネオン工事技術者試験は、3月13日（日）東京・神田須田町のANJOインターナショナル東京本部　第7教室で開催され、受験を申し込んだ49名のうち欠席者を除く44名が挑戦した。この試験は、全ネ協がネオン工事に携わる者の技術向上と電気工作物の安全確保を目指して、1979年（昭和54年）から毎年実施されているものだが、今回は、平成16年経済産業省告示第104号に準拠して行われる第1回目の試験となり、受験申込者が大幅に増加、会場を予定の協会本部会議室から急遽変更して実施された。なお、現在までに660名のネオン工事技術者が誕生している。（写真は試験風景）

■ 　ネオン管技工士認定試験2都市で開催　■

　今年度のネオン管技工士認定試験は、東京都大田区の（株）シマダネオンと愛知県名古屋市の重光電気（株）の2会場に分かれ、3月5日（土）開催された。東京会場で1名、名古屋会場で10名の受験者があり、11名全員が合格した。これで合格者累計は329名となった。

■ 　ネオン工事資格者認定講習終了　■

　平成16年度ネオン工事資格者認定講習は、2月4日（金）、（財）電気工事技術講習センターの主催で、東京都の電気工事会館、大阪市の大阪府電気工事会館の2会場で開催され、当協会から講師を派遣し無事終了した。
　受講者数は、関東が31人、近畿が27人の合計58名であった。
　これで今までの修了者数は9,569人となった。年度ごとの内訳は次の通り。

ネオン工事資格者認定講習修了者内訳

実施年度	講習修了者	修了者累計
平成元年度	3,464人	3,464人
平成２年度	2,852人	6,316人
平成３年度	375人	6,691人
平成４年度	744人	7,435人
平成５年度	377人	7,812人
平成６年度	401人	8,213人
平成７年度	232人	8,445人
平成８年度	192人	8,637人
平成９年度	200人	8,837人
平成10年度	172人	9,009人
平成11年度	178人	9,187人
平成12年度	148人	9,335人
平成13年度	68人	9,403人
平成14年度	49人	9,452人
平成15年度	59人	9,511人
平成16年度	58人	9,569人

■ 　屋外広告シンポジウム開催　■

　業界標準の広告効果管理データ策定を目指す屋外広告調査フォーラムが、これまでの検討結果や調査結果を発表するとともに、屋外広告を今後、より発展させるために「屋外広告調査シンポジウム」を、2月16日（水）東京・銀座東武ホテルで開催した。屋外広告を対象とするものとしては稀に見る大規模なシンポジウム開催とあって、120名の参加者が集う盛会となった。
　まず、博報堂DYメディアパートナーズ　アウトドアメディア局企画開発グループマネージャー清水伸夫氏の「屋外広告効果指標の研究」、ビデオリサーチ　メディアリサーチ事業局長代理小黒直弘氏の「広告主アンケート調査結果」及び「米国における屋外広告調査の動向」をそれぞれテーマとする報告があり、そのあと、城西大学大学院教授清水公一氏の司会で、「屋外広告指標のあり方は…？」と題するパネルディスカッションに移った。パネラーには全ネ協廣邊裕二名誉会長、電通アウト・オブ・ホーム・メディア局永井英明次長、アサツーDK樋口望アウトオブホームメディア局長、弘亜社上津原庸介取締役に前記清水伸夫氏が加わり、熱心な議論が展開された。内容は、同フォーラムホームページで公開される。
（URL:http://www.okugai-forum.jp/index.html）