看板製造業から感動製造業へ

㈱昭和化成のホームページより

関東甲信越北陸支部
㈱昭和化成
宮嶋萌栞さん

㈱昭和化成は1958 年、東京都中野区にて田中繁夫氏によってはじまりました。現社長の田中康夫氏は3代目にあたり、創業者の繁夫氏は康夫現社長の祖父にあたります。

「もとはガラス屋で、プラスチックが使われ始めた頃にその素材に目をつけたんです」

今は日用品をはじめ身の回りに溢れているプラスチックですが、広まったのは1950年代とそれほど古いものではありません。当時、軽い、丈夫、さびない、電気を通さない、自由に形を変えられることなどから普及し始め、金属やガラスなどに置き換わっていきます。この特性に目をつけ、昭和化成は看板を中心としたプラスチック製品の会社として成長していきます。

創業からほどなく本社・工場を渋谷に移転、その後工場を福生(東京都羽村市)、豊中(大阪府豊中市)に新設。創業66 年目となる現在の従業員数は本社、福生工場と豊中工場を合わせて約100人です。

「自社工場があるので、企画から製作・施工・メンテナンスまで一貫してできることが強みです。会社のビジョンとしては『看板製造業から感動製造業へ』。お客様の想像を超えるモノ・サービスで感動を製造していきましょう、社会や皆様の暮らしを豊かにしていきましょう、ということを社員で意識しています」

ホームページには施工事例が掲載されています。小田急新宿駅、モスバーガー、トヨタ・レクサス、ピザハットなど多くの方になじみのある看板がきれいな写真で載っており、現地にいるような雰囲気で見ることができます。

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