変化とともにバージョンアップ:駅構内のサイン

サイン、小サイン、探訪記
中西あきこ著/イカロス出版/2023年

NEOS191号の「サインとデザインのムダ話」に寄稿いただいた中西あきこさんのご著書です。

鉄道趣味のジャンルでも「文字」に注目している中西さんが今回取り上げるのは、新幹線の駅構内で見られる様々なサインです。

大抵の人たちは行き先に関係のある情報しか見ないものですが、ふと足を止めて眺めると様々なサインに取り囲まれていることに気が付きます。そしてそのすべてが何らかの意味を持ち、状況の変化とともに常にバージョンアップし続けているのです。そこに目をつけるところが正にマニアック。

個人的には路線の起点に建てられている0キロポストが気になっています。鉄道を利用する際は著者の目線に立って観察を楽しんでみたいと思います。

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