念願のスマホとSNS
私の趣味はその場の生活環境でコロコロと変わっていきます。小学生の時は特設クラブの管弦楽部に入部し、クラシックを聴くことが趣味になり、中学は美術部に入部し、アニメと絵画をみることが趣味になり、高校では念願のスマホを持ちSNSを見ることが趣味になりました。
就職活動が始まる時期「趣味」について考え、さすがに「SNSを見ることが趣味です!」とは言えないと焦り、今までしてきた趣味を振り返ってやってみました。が、好きだけど没頭できずいつものようにSNSを見る始末。
ある日、写真や動画を投稿することができるSNS、インスタグラムに夢中になりました。私も撮って載せたいという衝動に駆られました。インスタグラムでは、ストーリーズという24時間経つと投稿が消えるという機能を使い投稿してみました。が、なかなか納得しない写真でした。
もっときれいに撮るために
もっときれいに撮るためにスマホカメラの設定の仕方、編集の仕方、ほかの人の投稿を見て研究していきました。主に風景写真やその日に食べた料理、愛猫の写真を投稿すると、色々な人からのうれしいコメントが多くもっと撮りたくなりました。
友人の投稿を見ていると友人とのツーショットやプリクラの写真を投稿している人が増え、今まで風景や料理の写真ばかりだったので人物写真は楽しそうだと思い撮ろうとしましたが、当時、誘える友人がおらず、恥ずかしながら自撮りをして違和感がない程度に加工して投稿したところ、匿名でメッセージを送れるサイトからアンチコメントがきました。少し落ち込みましたが、前向きになり人物写真について研究をしていきました。
いつの間にか就職の面接の日がきました。こんなにも写真を撮るのが好きでこだわっているなら趣味なのだろう。「趣味は写真を撮ることです」と自分の中で新しい趣味ができました。
現在は休日に散歩をしながら被写体探しをしています。その日歩いた場所や出会った猫や食べた物、メイクが上手にできた日などは撮ってSNSに投稿して色々な人とコミュニケーションをし、充実した生活になっていきました。
写真の役割
写真はその一瞬を共有したり、人と人を繋げたりするものだと思っています。
皆様も一度は大切な人、頑張った日、忘れてはいけない日、何気ない一日などを一枚撮ってみてはいかがでしょうか。いつの日か懐かしい思い出となり残していてよかったと思う日がくると思います。
いつかスマホではなく一眼レフで撮ってみたい。そんな夢見ながらも今日も最高の一枚撮っていきます。
東北支部
東北エスピー㈱
堤 まひろ