私の目標は自力で歩けなくなるまで全都道府県のフルマラソン大会に出場し、タイムはどうであれ完走することです。
ランニングを始めたきっかけは2015年に地元のシティマラソンの親子マラソンに長女と参加した時です。長女と2人で1.5kmを走り終え、何か物足りなさを感じ公園を軽くジョギングしていた時の事です。全身の筋肉たちが「懐かしいね!」「俺たちまだ動けるよ!!」「スポーツって最高だよ!!!」と私の脳みそに訴えかけてきたのです。
小学生から25、6歳までサッカーやフットサルをやってきた私はガチガチの体育会系でした。その事を親子マラソンが切っ掛けで筋肉たちが思い出し、アドレナリンの分泌を促したのです。
しかし、運動を再開しようと思ってもサッカーやフットサルをやるには相手が必要です。当時は何人も仲間を集めるのはとても難しい状況でした。その中で「一人で運動をするために」と考えると、やっぱり走るのが一番手っ取り早いし、親子マラソンに出れば子供たちとの思い出になる。と思い、ランニングを始めました。
最初は2、3kmしか走れなかった私ですが、目標を持とうと思い無理やり10kmの大会にエントリーをしました。スタートラインに立った私は「無理」と思ってましたが、スタートし走り始めると、とても辛く「本当に無理」リタイアしようとしました。しかし、沿道の声援が背中を押し何とかゴールできました。走り終えた後なぜか「また走りたい」と思ってしまい次はハーフマラソンへエントリー。
そして、2017年に初フルマラソンである新潟シティマラソンにエントリーをしていました。「タバコ1本を吸うと10秒タイムが悪くなる」と言う勝手な暗示を掛け、ヘビースモーカーだった私が全くタバコを買わなくなったのもこの頃です。
初マラソンを完走しその後、「次は○○マラソン、その次は○○マラソン」と走っていると「これ、全国制覇したら面白いんじゃ」と思うようになり行ける範囲で隣接県以外も走り始めました。
様々な土地で走っているとそこでしか見れない景色、食べれないもの、触れ合えないもの等がありました。まだまだ沢山知らない素晴らしい日本がある事に改めて気づかされました。マラソンを通して様々な土地に赴きそれらを知る機会にもしていきたいと思います。
タイムは伸び悩んでいますが、2023年春の時点で18都道府県のマラソン大会に参加し、内フルマラソン出場が15道府県となりました。まだまだ先は長いですが、一度っきりの人生せっかくなのでチャレンジします。近くに行った際は皆様よろしくお願いします。
東北支部
㈱クリエイティブダイワ
大戸亮平