老舗としてネオンも続けたい

関西支部
大阪クロード㈱
岡本英明さん

大阪クロード㈱はネオン管の発明者であるフランスのジョルジュ・クロード博士の特許を譲り受け、昭和4年にクロードネオン電気㈱として大阪市西区で創業されました。社名はそのクロード氏に由来しています。その後昭和49年に社名を大阪クロード㈱に変更し、屋外広告物全般を取り扱う会社として現在に至ります。基本的にはサインと名の付くものには何にでも対応していますが、わかりやすいところでは大阪通天閣のHITACHI看板を、通天閣開業以来ずっと手がけられています。

「通天閣では通天閣観光さまと日立製作所さまの意向に沿って、いろいろなイベントごとにライトアップやイルミネーション、サイネージの表示内容などのすべての演出を弊社でとり行っております。現在の演出においては、LEDのフルカラー化、プログラムのバージョンアップ(自社開発)などで、ご要望通りの演出が何でもできます」

具体例としては、コロナ禍の際に感染状況を示す「大阪モデル」に対応したライトアップを行っていました。また昨年のリニューアルでは大型サイネージが設置され、多言語でのメッセージを表示できるようになりました。他にも大阪道頓堀の数々の大型看板も製作されています。

「最近ではネオンの需要がLEDに押され激減しておりますが、ネオン会社の老舗として、需要が少なくなってもネオン製作、ネオン工事を続けていきたいと思っています」

現社長松田政幸氏の下、従業員24名で老舗の風格の大阪クロードさんです。

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