土や水しぶきにまみれながら
若い頃の私は、とにかくエンジンの付いた乗り物が好きでスリルや刺激を求めていました。オフロードバイクにモトクロス、夏はジェットスキー、冬はスノーモービル。振り返れば、休日はだいたい何かに“またがって”いました。
土や水しぶきにまみれながら走る時間は、日常を忘れさせてくれる最高のリフレッシュでした。同時に、自然の中では一瞬の判断が結果を左右します。集中力や状況判断力、そして準備の大切さを、遊びを通して学んだように思います。
年齢を重ねるにつれ、趣味の形は少しずつ変わりました。現在はバイクでツーリングして風を感じながら長距離を走ること、そして旅行も大きな楽しみのひとつです。知らない土地の景色や文化に触れることで、新しい発想や感性を刺激し凝り固まった頭がほぐれていきます。そして旅先で欠かせないのが――サウナです。

無重力のような感覚
最近はすっかり“ととのう”魅力に取りつかれています。熱さに耐え、水風呂で覚悟を決め、外気浴で深呼吸。あの一瞬の無重力のような感覚は、どんなエンジンにも負けない高揚感があります。
さらに仲間とのゴルフ。思い通りに飛ばないボールに一喜一憂しながらも、自然の中で過ごす時間は格別です。スコアはさておき、よく歩き、よく笑う。これも立派な健康法だと思っています。
形を変えながらも
こうして振り返ると、私の趣味は形を変えながらも、常に「自然の中で体を動かすこと」が共通点のようです。
かつてのような激しいスリルではなく、自分のペースで自然を味わいながら進む時間は体力づくりだけでなく、思考を整理する大切な時間にもなっています。
趣味を通して培った感覚は、日々の業務にも確実に活きています。
北海道支部
㈱プラスアート
高木一哉

