北海道支部
㈲畑野電工
K.H.さん
㈲畑野電工は平成6(1994)年に畑野一眞氏(ご本人)により創業されました。それまでの勤務先が倒産し、独立した形です。
「創業当初はバブルの影響で、取引先の倒産だとかで苦労したのが何軒かありました。料金が回収できなかったり、資金繰りが大変でした」
1990年代のバブル崩壊は、世の中の景気を一気に変えました。お金の動きが鈍り、企業の倒産、金融機関の不祥事などのニュースがあふれました。
「そんな中なんとかなったのは、お客様に支えられた部分が大きいですね。畑野電工は去年でちょうど30年に。私は今66歳ですので、30代の半ばに立ち上げて、そこから30年、なんとかやってこれたのかなというふうに思っています」
モットーは安全第一、そして品質。きちっとしたものを納めます。現在社員は畑野さんの他に2人、いずれも創業時からの気心の知れた仲間です。
「感じる変化としては、たとえば蛍光管がなくなっていって、来年再来年で多分もう製作はしないということになりますでしょうし、水銀灯もなくなっていきますから、そのあたりがかなり変わってきたなと感じます」
ちなみに畑野さんは当協会の広報委員をされていました。紹介してくださった話題として、ジュエリーアイス(十勝川の氷が海岸に打ち上げられる幻想的な光景)、フロストフラワー(阿寒湖に張った氷の上に水蒸気が付着して氷の結晶を作り花のように見える)、札幌の除雪ノウハウなどがあり、北海道ならではです。