東北の地で
おかげさまで弊社は、平成2年の創業以来サイン業界における製作と取付けの現場に日夜エネルギッシュに励んでまいりました。これまで弊社を支えてくださったお客様、またすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
さて、私たちが仕事をしている「東北」という場所は、看板屋にとってなかなか鍛えられる地域だなと日々感じています。冬のドカ雪や凍結、海沿いの塩害、そして冷たい強風……。外に建てる看板には、並大抵ではない頑丈さが求められます。しかもエリアが広いので、フットワークの軽さやスピード感も欠かせません。
こうした東北特有のタフな環境に負けない看板を届けるために、弊社では大型の機械や新しいシステムをどんどん取り入れてきました。デザインから、頑丈な金属の骨組みづくり、現場での取付けまでを自社で一貫して行える体制を整えています。おかげさまで、幅広いリクエストに対して「的確に、スピーディーに」対応できるようになってきました。
便利な時代だからこそ
昨今、業界内でもAIやデジタルの話題でもちきりです。看板づくりの現場でも、データさえ入れれば機械が正確に形を作ってくれるようになり、本当に便利になったなと思います。でも、どんなに凄い機械を揃えても、それはあくまで「道具」なんですよね。
東北の厳しい寒さや風に耐えるためのミリ単位の工夫、金属を曲げるときの絶妙な力加減、溶接の美しさ、そして現場でのちょっとした気配り。
こればかりは、デジタルデータやAIでは絶対に真似できません。これこそが、人にしかできない「アナログな職人の感覚」だと思っています。
デジタルとアナログの融合
どんなに世の中が便利になっても、私たちが今、大切にしたいのは『自分で現場を見て、自分で考え抜く』こと。そして機械の正確さに、職人の熱いこだわりを掛け合わせることが東北の街で長く元気に輝き続け、お客様のお店を繁盛させる「最高の看板」を生みだすと確信しています。
東北支部 飛鳥東北㈱ 阿部直哉

