東京証券取引所見学
ガラスシリンダー
去る7月5日、35度を越える猛暑のなか日サ青年部総会が開催されました。
総会前に東京証券取引所の見学会へ参加してきました。外観は、金融の街 兜町のシンボルと呼ばれるにふさわしい風格がありました。15階建ての高さに奥行きがあり、テレビで見るより大きく感じました。入口でセキュリティーチェックを受け、中に入り説明を受けながら館内を見学しました。
ニュースでよく見るガラスシリンダーがすぐ目に入り、感激しました。ガラスで作られている理由は市場の透明性、公平性を象徴しているためだそうです。このシリンダーは直径17メートルもあり、上にはチェッカーと呼ばれる電光掲示板が付いています。取引が成立した直後の銘柄、株価、前日終値との比較が表示され、速度は4段階。取引数に応じて早くなったり遅くなったりするそうです。
株式投資体験ゲーム
マーケットセンターには不正取引、誤発注を監視する2名しかおらず、あまりにも静かで驚きました。株の売買が今のようなシステムに移行する以前は2000人近くの証券マンが集まり、どの銘柄を、何円で、何株、買う・売るという注文の情報をハンドシグナルで伝えていたそうです。例えば、三越の株の場合指を三本にし、頭の前から後ろに越す仕草など。当時は誤発注あっただろな。と内心思ってしまいました。
オープンプラットフォームと呼ばれる場所へ入ることができ、皆さんと記念撮影を撮りました。こちらの場所は年末年始恒例の大発会や大納会、上場セレモニーを行う場所です。表示されている株価よりもLEDビジョンのパネルが気になり、つい触ってしまう御一行でした。
見学ツアーの最後に株式投資体験のゲームができました。1,000万円を元手に流れてくるニュースを見ながら3銘柄を売買しました。私は30分ほどで+2000万円近くの利益を出して見学者の中で1位を取れました。現実だったらどれほど良かったことか…。貴重な体験で楽しい大人の社会見学でした。
日サ青年部総会
総会・懇親会
その後、総会・懇親会が東天紅上野にて開催されました。日サ青年部の代表世話人が関東甲信越北陸支部の梅根さんから九州支部の川原さんへ引き継がれました。
初めての参加でしたが、皆様に優しくしていただきとても楽しい時間を過ごすことができました。その後2次会、3次会に行く人も居たとか、居ないとか。
各支部の皆様、会を設営いただきました関東甲信越北陸支部の方々ありがとうございました。
来年また、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
関東甲信越北陸支部
㈱ランドマーク新潟 加藤 祥